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自立神経が乱れるとどうなる?


体には、血液循環や消化などのさまざまな生命維持機能がありますが、これらをすべて維持し、適切
にまとめていく神経が「自律神経」です。 
自立神経は血液循環と密接に関わっており、交感神経・
副交感神経どちらかにバランスが偏ると体調が崩れてしまいます。

臀部の「冷え」は腰痛や神経痛、下半身の血行不良・脚の疲れなどの原因になります。

そのため、大事なのは背骨と仙骨を同時に温めることです。

仙骨とは背骨の最下位部の直下、臀部の
でっぱりのすぐ上にある手のひら大の骨です。

ここは骨盤の中央にあって、腹大動脈から枝分かれした多数の血管がそばを通り、最も長く太い神経
である坐骨神経が通っています。

仙骨は骨格、血流、ツボの 3 点において重要な箇所であり、仙骨が
冷えるとここにトラブルが生じます。

そのため、仙骨を温めると、血流・ホルモンなどの流れが良くなり、神経の働きが整えられ、体の
調子が良くなっていきます。

仙骨は体の中でも最も効果的に副交感神経を刺激できる場所です。

仙骨周辺は筋肉や脂肪がつきにくく、骨に熱が伝わりやすいので、
仙骨を温めると効果的に坐骨神経から副交感神経を刺激し
リラックスすることができます。

また、腹大動脈や周りの血管が温められることで血流も促進し、
冷えの解消はもとより、栄養や酸素も全身にいきわたりやすくな
り、細胞の活性化も促せます。

さらに、仙骨を中心とする骨盤は膀胱や子宮・卵巣などの臓器
があり、仙骨を温めることは尿漏れや頻尿、生理痛や更年期障害などのトラブルの緩和につながっていきます。

よもぎ蒸しでの仙骨温活は背中も一緒に温めることが出来るので超おススメです。